オヤジになってもスリーポイントシュートを決める選手になりたい。
オヤジになってもスリーポイントシュートを諦めたくない。
オヤジになってもスリーポイントシュートの成功率をあげたい。
そんな凡人草バスケ選手に送る3Pシュートのコツを、たくさんのバスケ本から得たノウハウと実践からお伝えします。
オヤジになってから3Pシュートに挑戦したい人に向けています。
3Pシュートの魅力
3Pシュートとは、コート上に引かれている3ポイントラインの外側から打つシュートのこと。
3ポイントラインはリングから6.75m離れた楕円形のラインです。
名前の通り、シュートが決まると通常のフィールドゴールの2点より1.5倍の3点が獲得できます。
要は、遠くから打つシュートは得点が多く与えられるということ。
ここから蘊蓄に入ります。
今となっては当たり前の3Pシュートですが、意外にもその歴史は浅く日本で正式にルールが採用されたのは1985年のこと。
今から40年くらい前であり、バスケの神様と呼ばれるマイケル・ジョーダンも大学生時代はスリーポイントがないルールを経験していたんです。
蘊蓄終わり。
現代バスケはスリーポイントの重要性が見直されており、PFやCの選手でも3Pを決めることが求められています。
得点効率もあり、相手に与えるダメージも大きく試合の流れをガラリと変えるプレーとなります。
こんなプレー、してみたいですよね。
特に草バスケではアウトサイドシュートが入るとヒーローになり得ます。
3Pシュートを決めるには
オヤジでも練習すればスリーポイントが入るようになります!
こちらは、13本連続でスリーポイントシュートが決まった時の動画。
ここからは、私が試してシュートが届くようになった、シュートの成功率が上がった、と思うことを挙げていきます。
「3Pシュートのコツ」と検索するとたくさんヒットしますね。
あまり紹介されていないような、一般論ではなく個人的な感覚から得たコツを紹介します。
シュートの感覚には個人差が大きくあります。
ですので、試してみて合わないと思ったらすぐに切り離してもらって大丈夫です。
今回紹介するのは以下の3点
- メンタル
- 軸
- リリース速度
メンタル
いきなりメンタルを挙げるのもどうかと思いましたが、私の経験上この問題は結構重要でした。
これは書籍に書いてあったというよりは、個人的に感じた事の方が大きいです。
ここでいうメンタルとは、
「シュートを外しても決めるまで打ち続けるという強い意志」
というトッププレーヤーの考えではありません。
この域に達している人は、以降読む必要はありません。
もっと身近な考え方で。
スリーポイントラインの中と外で、シュートフォームが変わってしまう
ということはありませんか?
私は大いにありました。
僅か10cmの差であっても、スリーポイントラインの内側から打つといつも通りのシュートが打てて、綺麗に決まる。
しかし、一歩スリーポイントラインの外側に出ると、どうしても距離を意識してしまい、身体が力んで結果届かずエアボール・・・。
この原因には「心理的バイアス」が絡んでいるのではないかと考えます。
「スリーポイントの外からは距離があるのでより力を加えて遠くまで飛ばさないといけない」
無意識にこう考えてしまうために、いつものフォームで打てなくなるのではと思います。
無意識に考えてしまうので、しょうがないじゃん…。
そうなんです、しょうがないんです。
では、どうやって克服したらよいか。
3Pをたくさん打つ
元も子もない結論ですが、これしかないのではと考えます。
たくさん打ち
こうすれば届く、こうすれば決まる
という成功体験を積み重ねることが必要です。
その過程で、細かいスキルのコツを試行錯誤してたどり着く場所があります。
ゴールがある環境がないとなかなか難しいかもしれませんが、許す限りたくさん打ってバイアスを払しょくさせましょう。
軸
スキル的な要素として重要なのが「軸」です。
身体の軸が一本通っていないとボールが遠くまで飛びません。
つま先・膝・腰・肘・肩・ボール
が一直線に並んでいるイメージです。
ここまでは、バスケをやっている人であればコーチから習うでしょうし、本にも必ず書いてあります。
この先は、感覚としてどう軸を一直線にさせるか
「肘」を意識することです。
脇を締めて、肘を絞るイメージです。
身体の構造上、肘は外側に向きやすいので意識しないと開いてしまいます。
肘が開いてしまうと、下半身の力が斜めに働いてしまうのでボールに上手く伝わりません。
さらに、届かないだけでなく左右に曲がる原因にもなります。
脇を締めて、肘を絞り、身体を一直線にするイメージを持ってみましょう。
ただし、やりすぎて肘が内側に入りすぎるのも良くないのでバランスを確認するようにしてください。
リリース速度
最後に紹介するのはリリースの意識。
さて、小学校でならう「はじき」の法則を憶えていますか?
「距離」を求めるには「速さ」×「時間」というものです。
これをバスケのシュートに置き換えると
「リリースした瞬間のボールのスピード」×「ボールの滞空時間」となります。
ボールの滞在時間はアーチの高さが関係しますが、リリース時の速度で飛距離が変わってくることになります。
リリースする瞬間のボールのスピードを上げることを意識すると飛距離が伸びていくイメージが掴めます。
肘を曲げた状態から、伸ばす動作の際にボールに与えるスピードが決まると考えます。
この動作をいかにスムーズに行えるかによって、ボールにスピードが与えられ飛距離が伸びます。
力んでしまうとこの動作に余計な力が加わって、ボールにスピードが乗りません。
力を抜いて、「シュ」と素早く伸ばすイメージを持つと良いでしょう。
まとめ
3Pシュートを決めるには、ゴールまで届かせないといけません。
今回はそのコツを紹介させていただきました。
ただし、シュートの感覚は十人十色。
個人個人で異なります。
紹介した「感覚」があなたに合えば幸いです。
バスケ本には一般的なコツが紹介されています。
本を読んで自分の感覚を探してみてはどうでしょうか。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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